新菱工機のよもやま話~見えない場所で大活躍~

皆さんこんにちは!

新菱工機、更新担当の中西です。

 

~見えない場所で大活躍~

 

 

1|エレベーター工事ってどんな仕事?🤔

私たちが毎日何気なく使っている“エレベーター”🚪⬆️。
ボタンを押せば当たり前のように動くけれど、
実はその裏には精密な技術と安全へのこだわりが詰まっているんです✨。

エレベーター工事とは、建物にエレベーターを「設置」「調整」「メンテナンス」する仕事。
まさに“人の移動を支える縁の下の力持ち”です💪。
しかも現場はオフィスビル、マンション、病院、商業施設など多岐にわたり、
どんな建物にも欠かせない重要インフラなんです🏗。


2|どんな工事をしているの?🔧

エレベーター工事には大きく3つの工程があります👇

1️⃣ 据付(すえつけ)工事
 建物のシャフト(昇降路)にレールやワイヤー、モーターを組み込みます。
 1ミリのズレも許されない精度で設置するのが職人技👷‍♂️✨。

2️⃣ 調整・試運転
 ドアの開閉スピード、停止位置、揺れの少なさなどを細かくチェック🕹。
 まるで“乗り心地の職人”のように、滑らかな動きをつくります🚀。

3️⃣ 安全確認・引き渡し
 最後に国の基準を満たす検査を行い、安全が確認されたら稼働開始🎉!
 この一連の流れがあって、ようやく「普通に乗れる」状態になるんです😊。


3|1ミリのズレが命取り!?精密な仕事🎯

エレベーターは数トンもの重さを上下に動かす機械
だからこそ、安全性には一切の妥協がありません。
レールの角度がわずかにズレても、乗り心地に影響が出ることも😳。

現場の職人は、レーザー測定器や専用工具を使って
“1ミリ以下の世界”で調整していきます。
“見えないけれど絶対に信頼できる”――それがエレベーター工事の真髄なんです💡。


4|未来のエレベーターはここまで進化🚀

最近では、AI制御や遠隔モニタリングを搭載した“スマートエレベーター”も登場🤖✨。
混雑状況を自動で判断して効率的に動いたり、
故障を未然に検知してメンテナンスを早めるなど、技術はどんどん進化しています。

これからのエレベーター工事は、
「設置する」から「管理・制御する」時代へ変わりつつあります🌈。


5|まとめ

エレベーター工事は、ただ機械を取り付けるだけではなく、
安全・快適・信頼を届ける仕事です🚪✨。
見えない場所で何十年も動き続ける仕組みを守る――
それがエレベーター職人の誇り💪。

次に乗るとき、ちょっと天井を見上げてみてください👀。
そこには“技術の結晶”が静かに息づいています💫。

 


お問い合わせは↓をタップ

新菱工機のよもやま話~やりがい~

皆さんこんにちは!

新菱工機、更新担当の中西です。

 

~やりがい~

ビルの竣工や改修で、最後に“人の流れ”を生み出すのがエレベーター工事。
揚重・据付・芯出し・配線・調整・試運転・引渡し——一連のプロセスには、発注側の厳密なニーズがあり、現場には手応えのあるやりがいが詰まっています。実務目線で整理します。


1|まず押さえる価値軸:いま求められている“6つのS” 🧭

  1. Safety(安全):設置・運用とも事故ゼロ。法令・規格・保安装置の確実な機能。

  2. Stability(可用性):止めない・止まってもすぐ戻す。冗長・予兆保全。

  3. Smoothness(快適):停止精度・揺れ・騒音・ドア挙動の良さ。

  4. Speed(輸送効率):待ち時間短縮、群管理・行先予報の最適化。

  5. Sustainability(省エネ・LCC):回生・待機削減、ライフサイクル最適。

  6. Scrutiny(記録・説明責任):試験データ・写真台帳・ログで“見える品質”。


2|ステークホルダー別“リアルなニーズ” 📌

デベロッパー/オーナー

  • BCP(地震・停電時の自動着床、非常運転)

  • 省エネ・LCC(回生、待機削減、保全契約の合理化)

  • 短工期/夜間切替(稼働中ビルの改修で“翌朝通常運転”)

ゼネコン/設備統括

  • 納まりと干渉ゼロ(シャフト寸法、開口、意匠との整合)

  • 検査合格一次率(計測ログ・写真台帳の即提出)

  • 安全計画の確実運用(揚重・狭所・墜落・感電対策)

テナント・利用者

  • 待たせない・揺れない・静か

  • 非接触・入退室連動などのUX

メンテナンス会社

  • 保守性(点検スペース、ログ取得、部品選定)

  • 遠隔監視・予兆データとの接続性


3|技術的ニーズ:設計・据付・調整の勘所 🧪

  • 据付精度:ガイドレールの通り・レベル、機械架台のトルク管理、ロープ/ベルトの張力平衡

  • 電気・制御:VVVF・PMSMのパラメータ調整、ドア機器のクリアランスと安全光線

  • 輸送効率:群管理/行先予報の設定、混雑時間帯プロファイル

  • BCP:地震時管制、停電時自動着床、復旧シナリオの事前合意。

  • 省エネ:回生の帰路設定、待機スリープ、かご換気・照明の制御。

  • 記録:速度・停止精度・振動・騒音・ブレーキ・過速試験をログで可視化


4|“やりがい”はどこにある?(役割別)✨

  • 据付(機械・鉄骨):数十メートルのガイドがミリ単位で真っ直ぐ通る快感。

  • 電気・制御調整:パラメータ一つで乗り心地と待ち時間が目に見えて改善する達成感。

  • 試運転・引渡し:試験表が全項目一発合格、オーナーの“静かだね”のひと言。

  • リニューアル夜間隊夜間切替→翌朝通常運転を実現する“台本仕事”の誇り。

  • 保全・改修:ログから兆候を見抜き止まる前に直す。誰も困らない一日をつくる満足。

  • PM:建築・電気・警備・テナントを束ね、予定どおりGo-Liveさせる統合力。


5|“選ばれる会社”の差別化ポイント 🧩

  1. 段取り設計力:搬入・揚重・仮置き・夜間切替を一枚工程で可視化。

  2. BIM/図面整合:シャフト寸法・開口・インサートを事前照合、干渉ゼロ。

  3. 安全の型化:昇降路内の墜落・感電・挟まれ対策をチェックリスト運用

  4. 試験データの即時性:デジタルログ+写真台帳を当日提出

  5. 保守連携:遠隔監視や群管理設定をメンテ側と共同チューニング

  6. LCC提案:新設/更新/モダナイゼーションの3プラン比較(電力・保守・更新費)。


6|“今日から”使えるヒアリング10項目 ✅

  1. 積載・速度・台数 2) シャフト寸法・開口 3) 機械室有無(MR/MRL)

  2. BCP要件(地震・停電対応) 5) 待機電力・回生の希望

  3. 非接触・入退室連動の要望 7) 稼働中工事の可否・夜間制約

  4. 引渡し期日と検査基準 9) 既存設備の流用範囲 10) 保守契約と遠隔監視の方針


7|提案が通る「Good / Better / Best」💡

  • Good(基本):標準VVVF+PMSM、標準BCP、省エネ基本設定、検査ログ提出。

  • Better(運用強化):+ 群管理最適化、回生最適、非接触UX、遠隔監視接続、夜間切替台本込み。

  • Best(高信頼・LCC重視):+ データ連携(ビルBAS)、予兆保全ダッシュボード、エネルギー最適化、更新・保守を束ねたLCCプラン。
    → 各プランに待ち時間・可用性・電力・LCCの期待値を添えると意思決定が速い。


8|KPIで“価値”と“やりがい”を可視化 📊

  • 品質・安全:試験合格一次率、是正ゼロ項目数、休業災害ゼロ日数。

  • 可用性:ダウンタイム(分/月)、復旧リードタイム、ログ欠損率。

  • 輸送効率:平均待ち時間、ピーク時の処理台数、群管理改善率。

  • 省エネ:回生量、待機電力、運用後の電力削減率。

  • 顧客:検査立会満足、引渡後クレーム率、再発注・指名率。


9|よくある“つまずき”と回避策 🧯

  • シャフト寸法差異 → 事前のBIM照合/3D計測、現場でのスペーサー・金物準備。

  • ガイド通り不良 → レーザー基準で中間検査、レールジョイントの面直・トルク再確認。

  • ドア挙動のムラ → クリアランス・バネ・光線調整を記録手順化

  • 夜間切替でのトラブルGo/No-Go基準・ロールバックを台本化、予備機材・人員先置き。

  • 試験データの遅延 → ロガーのテンプレ化、当日クラウド共有


10|ニーズは“選ばれる理由”、やりがいは“続ける力” 🌟

エレベーター工事は、安全×可用性×快適×省エネ×データを“段取りと精度”で形にする仕事。
ニーズに型で応えるほど、一発合格・定刻引渡し・翌朝の安定運転が当たり前になり、
現場には**「今日も人の流れを作った」**という確かなやりがいが残ります。

 


お問い合わせは↓をタップ

新菱工機のよもやま話~変遷~

皆さんこんにちは!

新菱工機、更新担当の中西です。

 

~変遷~

 

ビルに命を通す最後の工事がエレベーター。
吊り込み・芯出し・配線・試運転という“黒子”の仕事は、技術・法規・社会の変化とともに大きく姿を変えてきました。ここでは戦後〜現在〜これからを、現場目線で一気にたどります。


1|〜1970年代:量の時代—機械室×リレー制御の黄金期

  • 大量供給:都市化に合わせ、学校・病院・集合住宅に次々と新設。

  • 機械室あり(MR):巻上機・制御盤は屋上機械室、駆動は交流二段制御やワードレオナード+DCが主流。

  • 工事の勘所:ガバナ・安全装置の調整、ガイドレールの通り(芯)出し、機械の据付レベル。

  • 安全文化:点検口や足場の整備が発展途上で、段取り=安全が現場の掟。

キーワードは**“とにかく動かす・止めない”**。快適性よりも可用性が優先されました。


2|1980–1990年代:制御の転換—マイコン×VVVFで“滑らかさ”へ

  • マイコン化群管理(複数台の最適配車)や故障セルフ診断が実用域に。

  • VVVFインバータ:誘導電動機を可変電圧・可変周波数で駆動。乗り心地・停止精度が飛躍的に向上。

  • ギヤレス化の萌芽:高効率モータ採用が進み、省エネ・低騒音の基礎が整う。

  • 工事の変化:制御配線の多芯からハーネス化、調整は波形・パラメータを見る時代に。

「速い・正確・静か」の三拍子が、エレベーターの新しい評価軸に。


3|2000年代:省スペースとバリアフリー—機械室レス(MRL)とPMSM

  • 機械室レス(MRL):**永久磁石同期モータ(PMSM)**が小型化し、巻上機を昇降路上部に内蔵。機械室のない設計が標準へ。

  • 省エネ設計回生電源・LED照明・待機電力低減、回生電力の再利用が一般化。

  • バリアフリー:かご寸法のユニバーサル化、ホームボタン高さ・点字・音声などのアクセシビリティ強化。

  • 工事の勘所:機械室から昇降路内作業が増加揚重・落下防止・狭所作業の安全策を厳密化。

「省スペース・省エネ・誰でも使える」が発注要件の中心に。


4|2010年代:レジリエンスとIoT—“止めない・見える”を仕組みに

  • 地震・停電対策地震時管制運転(EEO)・停電時自動着床(ARD)・ロープ揺れ抑制などBCP仕様が普及。

  • IoT監視:遠隔で状態監視・ログ回収・予兆保全。メンテは**定期→状態基準(CBM)**へ。

  • 高層・混雑対策ダブルデッキデスティネーション制御で輸送能力を最適化。

  • モダナイゼーション:ビルは残して制御盤・巻上機・ドア機器を更新する改修市場が拡大。

“取り付けて終わり”から**“運用まで設計する工事”**へ役割が拡張。


5|2020年代:スマートビル統合とデジタル施工—データが品質を語る

  • スマホ連携・非接触:入退室と連動、タッチレス呼び・行先予約が一般化。

  • クラウドVMS:複数棟の稼働・混雑・故障をダッシュボードで可視化、省エネ運転の自動最適化

  • デジタル施工:BIM連携・3Dスキャンでシャフト寸法を事前検証、レーザーでガイドレール芯出し。試験成績はクラウド台帳へ。

  • 人手不足対応ユニット化・プレハーネス・治具で段取り勝負。夜間・短工期のリニューアルが増える。

価値の中心は**“データで説明できる可用性・安全・快適”**。


技術・ディテールの進化(要点サマリ)

  • 駆動:AC二段/ワードレオナード → VVVF+ギヤレスPMSM → 回生・最適運転。

  • 制御:リレー → マイコン → 群管理・デスティネーション → クラウド最適化。

  • 保安:ガバナ・セーフティの定番に加え、地震・火災・停電の自動モード。

  • 省エネ:LED・換気制御・回生、待機スリープで基本負荷を削減。

  • 施工:機械室据付中心 → 昇降路内作業中心(MRL)レーザー計測×BIMで手戻り減。

  • 試運転:速度・停止精度・振動・騒音・ブレーキトルク・過速試験をデジタルロガーで記録。


ニーズの変遷:何が“選ばれる理由”になってきたか

  1. 安全とレジリエンス:事故を“起こさない”だけでなく、起きても早く復旧

  2. 可用性と輸送効率待ち時間の短さ、混雑時の配車賢さ。

  3. 省エネ・LCC:初期費だけでなく電力・保全・更新までの総額最適。

  4. データの説明責任検査・試験・アラートの記録を可視化できること。

  5. 施工力(段取り):稼働中ビルの夜間・短工期リニューアルをノートラブルで完走できる体制。


現場の“やりがい”はこう進化した(役割別)✨

  • 据付ガイドの芯がゼロで通る、静かに滑る乗り心地を調整で作り込む快感。

  • 電気・制御:パラメータと配車ロジックで待ち時間が目に見えて縮む達成感。

  • リニューアル:稼働中の建物で夜間に切り替え、翌朝通常運転を実現する“台本仕事”の手応え。

  • 保全:ログから未然に止める。**「今日は誰も困らなかった」**が最大の誇り。

  • PM:建築・設備・警備・テナントを束ね、予定どおりGo-Liveさせる統合力。


“今日から”役立つ:計画〜試運転チェックリスト ✅

計画

  • シャフト寸法・インサート・開口のBIM照合/3Dスキャン

  • 揚重・搬入動線、夜間切替の台本(Go/No-Go基準・ロールバック)

  • 停電・火災・地震モードの試験項目合意

据付・配線

  • ガイドレール通り・レベル記録/マシン架台トルク管理

  • ロープ・ベルトの張力平衡、ガバナ・セーフティの機能確認

  • ドア機器のクリアランス・安全光線、非常救出手順の掲示

試運転・引渡し

  • 速度・停止精度・加減速度・振動・騒音の測定ログ

  • 回生電力・待機電力・群管理のチューニング結果

  • 取扱説明・非常対応、点検モードの教育クラウド監視の接続確認


これからの10年:エレベーター工事の行き先

  1. BIM to Fieldの常態化:設計→切断リスト→据付→試験ログまで一気通貫

  2. 状態基準保全の本格化加速度・電流・温度・振動を常時計測し、交換時期を予測

  3. エネルギー統合:回生電力の建物側再利用、非常時はバッテリー走行で避難を支援。

  4. スマートアクセス連携:入退室・EVが一体のUXに。混雑・省エネの最適化が自動化。

  5. 人材の“二刀流”:据付+デジタル、電気+運用のハイブリッド技能が評価軸に。


エレベーター工事は“流れを生む最後の一手”

機械室の時代から、MRL・IoT・クラウドまで。
価値は「動く」から**“安全に、速く、静かに、止めずに”へ、さらに“データで証明する”へ。
段取り×ディテール×記録で再現する工事力こそ、これからの
選ばれる理由です。
そして、引渡しの日に
人の流れが生まれる瞬間**——それがこの仕事の変わらないやりがいです。✨

 


お問い合わせは↓をタップ

新菱工機のよもやま話~“待たせない・運ばせる”~

皆さんこんにちは!

新菱工機、更新担当の中西です。

 

~“待たせない・運ばせる”~

 

ホテル・オフィス・病院・物流。建物の使われ方で、最適なエレベーターは変わります。交通計算→仕様選定→納まり→保守運用まで、失敗しない設計の勘どころを用途別にまとめました。


1|まずは“人と荷の流れ”を数値化

  • ハンドリング容量・平均待ち時間を想定し、台数/速度/積載/群管理を決定。

  • **ピーク(朝夕/チェックイン/面会/出荷)**のデータを反映。

  • MRL(機械室レス)or 機械室有りは昇降路寸法・騒音・保全性で選択。


2|用途別の勘どころ

ホテル・商業 ️

  • 群管理でピークを裁き、カード連携でセキュリティと利便両立。

  • 意匠:間接照明・ミラー・サイネージで満足度UP。

  • 静粛性:かご・戸機の制振チューニングが鍵。

オフィス

  • 朝夕ピークに合わせた台数配分、**目的階予約(DCS)**で待ち時間短縮。

  • 省エネ運転:低負荷時の台数間引き。⚡

病院

  • ストレッチャーサイズ感染リスク分離非常用の確保。

  • 音声案内・低操作盤・抗菌手すりでユニバーサル対応。

物流/工場

  • 荷物用(パレット/台車)で有効開口・床耐荷重戸開時間を重視。

  • 耐塵・耐湿・誤操作防止の大形操作盤で現場適合。


3|納まり・施工のポイント

  • ピット深さ/オーバーヘッドを確保、梁・ダクト干渉をBIMで事前解消。

  • ガイドレールの通り・剛性、巻上機/ベルトの選定を用途負荷に最適化。

  • 乗場扉2枚/3枚/両開きなど導線で決める。


4|安全・防災・レジリエンス ️

  • 地震時/火災時運転停電時自動着床浸水対策(盤の止水)

  • 非常通報M2M/VoIPで遠隔接続、UPSで瞬低対策。⚡

  • 閉じ込め対応のマニュアル・訓練も運用設計に組み込み。


5|運用・保守の型

  • 保守契約:フルメンテ or POG(消耗品別)を運用に合わせて選択。

  • 点検周期遠隔監視予防保全。ファーム/部品のEoL管理も。

  • 年次の性能レビュー(待ち時間・故障件数)で運用を最適化。


6|見積り比較チェックリスト ✅

  • 速度・積載・停止数・乗場扉形式

  • 群管理/目的階予約の有無

  • 安全機能(非常着床・地震/火災時)・非常通報方式

  • 意匠(内装・照明・操作盤の視認性/多言語)

  • 省エネ仕様(回生・LED・間引き運転)

  • 工期/停止計画(夜間・分割・仮設動線)

  • 保守SLA(駆けつけ時間・代替部品・遠隔監視)


よくある質問❓

Q. 1台か2台か迷っています。
A. 交通計算で待ち時間余裕度を定量化。用途のピークに合わせて台数提案します。
Q. 乗り心地は良くなりますか?
A. 制御/戸機/ガイドの調整で停止ショックと騒音を低減。体感が変わります。
Q. 保守費用を抑えたい。
A. 故障傾向に合わせた部品の先行交換遠隔監視で無駄な出動を削減します。


まずはご相談を

図面・用途・運用スケジュールを共有いただければ、最適仕様・概算・工程をスピーディに提示。
**“待たせない・運ばせる”エレベーターで、建物体験を底上げします。**

 

お問い合わせは↓をタップ

新菱工機のよもやま話~“止めない改修”~

皆さんこんにちは!

新菱工機、更新担当の中西です。

 

~“止めない改修”~

 

古くなったエレベーター、我慢して使っていませんか? 私たちは運行を極力止めない改修で、安全性・省エネ・快適性を同時に底上げ。調査→設計→製作→夜間切替→試運転までワンストップで、建物の価値を守ります。✨


何が“新しく”なるの?

  • 安全:ドア保護(光電子センサー)・かご戸閉じ力最適化・非常時自動着床・地震/火災時の管制運転️

  • 省エネ:VVVF制御・回生電力・LED化・待機電力低減⚡

  • 快適:乗り心地チューニング(振動/騒音低減)、停止精度向上、ボタン・表示を見やすく

  • バリアフリー:手すり・点字・音声案内・鏡・低操作盤の拡充♿

  • デザイン:かご内装パネル・床材・間接照明で“乗りたくなる”空間に


“止めない改修”の進め方 ⏱️

  1. 現地サーベイ:昇降路・機器構成・寸法・負荷・騒音を診断

  2. 設計・提案:安全/省エネ/意匠の優先順位を整理し仕様を確定

  3. 事前製作:制御盤・操作盤・配線ハーネスをプレハブ化して準備

  4. 切替(夜間/休館):旧盤停止→新盤据付→配線→機能試験

  5. 試運転・調整:速度/停止精度/ドア力/非常動作を総点検

  6. 引渡し・教育:操作・非常時対応・日常点検をレクチャー

目安:機種・台数・仕様により48–72時間の瞬停切替設計が可能なケースも。詳細は現地調査で最適化します。️


省エネの手応え⚡

  • VVVF+回生で電力使用量の削減を狙い、LEDと省エネモードで待機電力も抑制。

  • 運転パターン(昼/夜/休館)に合わせた群管理で、ムダな起動を抑えます。


予知保全×遠隔監視

  • ドア開閉回数・温度・振動をモニタして劣化兆候を可視化

  • 遠隔通報で閉じ込め時の初動を短縮、点検も計画的に。


よくある質問❓

Q. 何年使っていたら改修検討?
A. 使用環境次第ですが、15〜25年で主要機器更新の検討が一般的。
Q. 長期停止は避けたい…
A. 夜間・分割切替で運用への影響を最小化します。
Q. 1台しかない建物は?
A. **仮設運用(階段補助・優先案内)**等、運用策を合わせて設計します。


見積り比較のポイント

  1. 制御方式(VVVF/回生有無)

  2. 安全機能(非常着床・地震/火災時運転・ドア保護)

  3. ドア機構(戸閉力調整・センサーの帯域/本数)

  4. 意匠(内装・照明・操作盤の視認性)

  5. 工程と停止時間(夜間切替の有無)

  6. 保守契約(フルメンテ/POG・駆けつけSLA)️


まずは無料診断へ

機種・年式・停止数・速度が分かれば、更新優先度・概算・工程をスピーディにご提案。
**“止めない改修”で、毎日の上下動をもっと安心・快適に。**✨

 

お問い合わせは↓をタップ

新菱工機のよもやま話~設置工事~

皆さんこんにちは!

新菱工機、更新担当の中西です。

 

エレベーターはどうやって作られるの?

〜設置工事のステップを詳しく解説〜

今回のブログでは、普段私たちが何気なく使っているエレベーターが、実際にどうやって作られているのか、その流れをご紹介していきます。

エレベーターの設置は、単に「機械を置くだけ」ではありません。設計の段階から、建物全体とのバランス、安全性、使いやすさまで、様々なことを考慮したうえで行われる繊細で高度な工事です。

1. 設計から始まるエレベーターの計画

エレベーターの設置は、建物の設計段階からすでに始まっています。
たとえば、次のようなポイントが事前に検討されます。

  • 建物の用途(住宅・オフィス・病院など)

  • 乗客の人数や利用頻度

  • 階数と移動距離

  • スピードや乗り心地

  • ドアの開閉方式(片開き・両開きなど)

これらを踏まえて、エレベーターの仕様や台数が決定され、いよいよ現場での工事がスタートします。


2. 設置工事の主な流れ

ここからは、実際の設置工事のステップを、時系列で見ていきましょう。

① 昇降路(シャフト)の準備

まず、建物の中に「エレベーター用の縦の空間=昇降路(シャフト)」が作られます。ここは、エレベーターのかごやカウンターウェイトが上下するための通り道となります。
このシャフトの寸法が正確でなければ、後の工程に大きく影響が出るため、ミリ単位の精度で施工が行われます。

② ガイドレール・架台の設置

次に、かごやカウンターウェイトが上下するときの「ガイド」となるレールを、昇降路の中に取り付けていきます。
並行して、巻上機(ロープを動かす機械)や制御盤を載せる「架台」も設置します。これらの設置作業は、高所での作業になるため、安全対策を徹底しながら進められます。

③ 巻上機の設置

巻上機は、ロープを巻き取ることでエレベーターのかごを上下させる心臓部です。高層階に設置することが多く、重機を使って慎重に据え付けを行います。機械の取り扱いやレベル調整も重要なポイントです。

④ 制御盤や安全装置の取り付け

続いて、エレベーターの動きを管理する「制御盤」、異常時に作動する「安全装置」、万一の停電でも脱出できるようにする「非常用装置」などを設置します。
このあたりの工程は、いわばエレベーターの「頭脳」を作る作業です。

⑤ かごやドアの設置

ようやくここで、乗り込む部分である「かご本体」や「ドア」を取り付けます。
外から見える部分なので、見た目の美しさと動作のスムーズさ、両方が求められます。扉が閉まるスピードや位置なども細かく調整していきます。

⑥ 電気配線・試運転

すべての機械が設置されたら、電気配線や各センサーの接続を行い、試運転を開始します。
ドアの開閉や上下の動き、ブレーキの効き具合など、細かくチェックして不具合がないか確認していきます。

⑦ 最終検査・調整

最後は、国や自治体による検査(検査機関による法的な安全確認)を受け、安全基準をクリアして初めて「使える状態」になります。
この時点で細かな調整や補修があれば再施工し、安全性・快適性を徹底的に仕上げていきます。


3. お客様の安全と信頼のために

私たちがエレベーターの工事を行ううえで、常に大切にしているのは「利用者の安全」と「信頼される品質」です。
エレベーターは、毎日多くの人が何気なく使うものだからこそ、施工の一つひとつに責任を持ち、安心して使っていただける設備を届けたいと考えています。

次回は、そんなエレベーター工事に欠かせない「安全対策」について、現場での工夫を交えながらご紹介していきます。

お楽しみに。

 

次回もお楽しみに!

お問い合わせは↓をタップ

 

新菱工機のよもやま話~安心と便利~

皆さんこんにちは!

新菱工機、更新担当の中西です。

エレベーター工事ってどんな仕事?

〜見えないところで動いている「安心と便利」の仕組み〜

当社のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回から始まるシリーズでは、「エレベーター工事って、実際どんなことをしているの?」という疑問にお応えすべく、現場で働く私たちのリアルな仕事や、エレベーターにまつわるあれこれをお伝えしていきます。

私たちの仕事は「動いて当たり前」を支えること

街のどこに行っても、当たり前のように目にするエレベーター。マンション、オフィスビル、病院、商業施設など、今や現代の暮らしに欠かせないインフラのひとつです。でも、その「当たり前」は、実は多くの技術と安全管理のもとに成り立っています。

私たちはそんなエレベーターの「新設工事」「リニューアル工事(改修)」「定期メンテナンス」を手がけている会社です。建物の構造や使用目的に応じて最適なプランを設計し、専門の職人たちが安全第一で丁寧に施工しています。

工事の内容は?実はとても繊細な作業です

エレベーター工事と聞くと、「大きな機械を設置するんでしょ?」というイメージを持たれる方も多いと思います。でも実際には、かなり繊細で高度な作業の連続です。

たとえば、

  • 昇降路(シャフト)にガイドレールを垂直に設置する

  • 巻上機や制御盤の位置をミリ単位で調整する

  • かご(乗りかご)や扉の動きがスムーズであるか確認する

  • センサーや安全装置が正しく作動するか細かく検証する

こうした作業は、すべて一つひとつ手作業で、慎重に進めていきます。また、現場は高所・狭所での作業も多く、しっかりとした安全対策が求められます。ヘルメット、ハーネス、工具管理、声かけの徹底など、日々の安全教育を欠かすことはありません。

なぜこの仕事を選んだのか?という話も少し

「エレベーター工事って、地味だけどかっこいい」――そんな言葉をよく新人たちが口にします。なぜなら、見えないところで人々の生活を支え、安心と利便性を提供しているという自負があるからです。

たとえば、マンションの高層階に住むご年配の方、小さなお子さんを連れた方、車いすの方。そうした方々の「移動を助ける」という大切な役割を担っているという意識が、私たちの仕事の誇りにつながっています。

次回予告:エレベーターができるまでの道のり

次回は、「エレベーターはどうやって完成するのか?」というテーマで、新築の建物にエレベーターを設置するまでの流れをわかりやすくご紹介します。

設計・資材搬入・シャフト構築・本体設置・検査…意外と知られていないステップの数々を、ぜひお楽しみに。

 

 

次回もお楽しみに!

お問い合わせは↓をタップ

 

新菱工機のよもやま話~未来~

皆さんこんにちは!

 

新菱工機、更新担当の中西です。

 

 

 

エレベーター据付工事の未来

──AI・自動化・ユニバーサル社会を支える次世代の“昇降革命”


今回は「エレベーター据付工事の未来像」について、施工技術、社会ニーズ、テクノロジーの進化という3つの視点から一般的な市場での例を基に展望をお届けします。


◆ 未来①:施工現場は“人手”から“自動化・ロボット支援”へ

 

📦 資材搬入の無人化

  • 昇降機のレール、カゴ、制御装置などは重量物が多く、従来は人力と揚重設備の組み合わせでした。

  • これからはAGV(自動搬送台車)やロボティクスアームによる自動搬入が現実に。

 

🔧 組立作業のロボット化

  • 特に垂直レールの高所設置やガイドローラの調整は、安全面での課題が多く、
     → AI支援によるレール位置自動補正・ボルト締付けロボットの開発が進行中です。


◆ 未来②:遠隔点検・メンテナンスの実用化

 

  • 現在でもIoT化された機種では、昇降回数・動作エラー・停電履歴をクラウドで管理できます。

  • 将来的には、「据付後の点検・試運転を遠隔で実施」できるスマート管理へ。

加えて、施工中の状態(傾き・通電・ブレーキ作動)をセンサーで常時監視しながら据付する時代が訪れつつあります。


◆ 未来③:高齢社会に対応する“人に寄り添う昇降設備”

 

  • 音声案内+手話表示

  • スマートフォン連携による乗車予約・階指定

  • 認知症対応エレベーター(目的階の間違いをAIが検知し、案内する)

  • 車いす+介助者が同時にゆとりを持って乗れるカゴ寸法や横開きドア・自動保持機能の普及

こうしたユニバーサルデザイン対応の据付工事が今後ますます標準化されていきます。


◆ 未来④:カーボンニュートラル建築との一体化

 

  • エレベーターそのもののCO₂排出量を“ゼロ化”する製品開発

  • 回生電力の再利用+再生可能エネルギーと連動する昇降制御システム

  • エレベーター据付工事も、ZEBやLCCO2(ライフサイクルCO₂)管理の一環として評価される時代へ

建築と一体となったエコロジカル・エレベーター設計&施工が、設計段階から求められています。


◆ まとめ:“移動”ではなく“機能空間”としてのエレベーターへ

 

エレベーターは単なる“乗り物”ではなく、
未来においては「快適・安心・環境・健康を運ぶスペース」として再定義されつつあります。

  • 静かに据えて、長く使い、メンテナンスはスマートに

  • 人と街とビルの未来を“縦”につなぐインフラへ

私たち据付業者も、建物の価値を支える最後の仕上げ職人として、技術と心を込めてこれからの施工に向き合ってまいります。

次回もお楽しみに!

お問い合わせは↓をタップ

 

新菱工機のよもやま話~環境~

皆さんこんにちは!

 

新菱工機、更新担当の中西です。

 

 

エレベーター据付工事と環境への配慮

──静かに、そして確実に行われる“垂直輸送設備”の環境責任


今回は、「エレベーター据付工事の環境への影響とその配慮」をテーマにお届けします。

私たちが日々手がけるエレベーター設置・更新工事は、単なる“機械の取り付け”ではありません。
現代社会では、“安全性”だけでなく“環境負荷を最小限に抑える施工”が大きな責任となっています。


◆ エレベーター設置工事が環境に与える影響とは?

 

エレベーターはビルやマンションにとって不可欠なインフラですが、据付工事の段階では以下のような環境課題と向き合う必要があります。


① 騒音・振動による生活環境への影響

  • エレベーターシャフト内でのアンカー打設やレール固定作業では、金属音や打撃音が発生

  • 特に既存建物での更新工事は、居住者やテナントがいる状態で施工するため、周辺への騒音・振動対策が必須です。

 

対応策:

  • 静音ドリルや低振動ハンマーの使用

  • 作業時間を限定した施工計画の立案(昼間・短時間集中)


② 廃材・産業廃棄物の排出

  • 解体した古い昇降機からは、金属部材、モーター、ケーブル、制御盤、油圧部品などが排出されます。

  • PCB含有コンデンサや鉛バッテリーなど、特別管理産業廃棄物が含まれる場合もあり、厳重な分別・回収が必要です。

 

対応策:

  • 指定業者による分別解体・マニフェスト管理

  • リユース部品の回収(リモート点検盤など)


③ 消費エネルギーとカーボンフットプリント

  • エレベーター本体の製造、搬送、設置に至るまでのトータルエネルギー消費量も無視できません。

  • 大型施設では10台以上の機器を同時に据付けるケースもあり、搬入車両・電源使用・溶接作業に伴うCO₂排出量が増大します。

 

対応策:

  • 工場プレアッセンブリ化(現場作業を減らす)

  • 電動工具のバッテリー共有による発電機使用の削減

  • 現場における消費電力のモニタリング


◆ エレベーターそのものの“環境性能”にも注目

 

据付工事だけでなく、設置後の使用期間におけるエネルギー効率も重要な環境指標です。

  • 回生システム付きエレベーター(昇降時の運動エネルギーを再利用)

  • インバーター制御による省電力駆動

  • 待機時自動停止/LED照明など、常時稼働を前提とした省エネ化


◆ 建物の省エネ性能と一体化する“垂直移動設備”

 

近年では、ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)の実現に向けて、エレベーターも建築設備の一部として環境性能が求められる時代です。

  • 国交省の「建築物省エネ法」対象施設では、エレベーターのエネルギー性能表示が求められることも。

  • ビル全体のBEMS(ビルエネルギー管理システム)と接続し、**稼働状況に応じた制御(間引き運転など)**が可能に。


◆ まとめ:エレベーター施工も“脱炭素”の一翼を担う

 

高層化、都市化が進む現代において、垂直移動インフラの環境配慮はもはや“選択”ではなく“責務”です。

設計・搬入・施工・運用すべてにおいて、
静かに据えて、長く動かし、環境を守る
これこそが、現代のエレベーター施工業者の使命です。

次回もお楽しみに!

お問い合わせは↓をタップ

 

新菱工機のよもやま話~鉄則~

皆さんこんにちは!

 

新菱工機、更新担当の中西です。

 

 

エレベーター据付工事の鉄則 ~安全と精度を守る現場の哲学~


今回は、エレベーター据付工事の現場で実際に大切にされている**「5つの鉄則」**について詳しく解説します。

エレベーターの据付は、見た目は地味でも、ほんの数ミリのズレが命に関わる超精密な工事です。だからこそ、**一つ一つの作業に妥協しない“現場の掟”**があります。


⚙️ 鉄則①:最初の「水平・垂直」確認は命より重い

 

エレベーターシャフト内に設置するガイドレールや機器類は、ミリ単位の水平・垂直誤差すら許されない世界。

  • 据付前にレーザー墨出し器や精密測定器で軸心を確認

  • わずかな傾きでも、かごの振れや異音、停止不良の原因になる

  • 一番最初の“芯出し作業”は絶対に複数人でダブルチェック

 

この工程を怠ると、以後のすべての作業に歪みが出てしまうため、据付工事の中で最も慎重に行われます。


🧯 鉄則②:安全帯・落下防止措置は“当たり前”

 

エレベーター工事は、シャフト(昇降路)という垂直空間での作業が中心です。高所作業に加え、暗所・狭所での作業も多く、転落事故や接触事故のリスクが高い現場となります。

  • 高所作業は必ずフルハーネス型安全帯+ランヤード固定

  • シャフト内では落下物防止ネットや工具ベルトを装着

  • 1階〜最上階までの転落養生と連絡体制を整える

 

安全を守るのは、自分の命だけでなく、仲間や利用者の命も守る行動なのです。


🛠️ 鉄則③:各工程の「確認→記録→報告」の3ステップを徹底せよ

 

据付作業は、複数の職種・業者が連携する分業型の現場です。

  • ガイドレール設置 → 電源接続 → かご吊り下げ → 試運転

  • 各工程で仕様通りに設置されたかを確認・記録し、担当責任者へ報告

  • 問題があれば、その場で作業停止→再調整が原則

 

この「報・連・相」の積み重ねこそが、不具合ゼロ・事故ゼロの据付を実現するカギです。


🔌 鉄則④:電気設備と制御盤の施工は“見えない美しさ”を追求せよ

 

エレベーターの心臓部ともいえる制御盤や配線作業は、見た目には表れない繊細な仕事です。

  • 電源線・制御線・緊急通信線を配線ルート通りに整理整頓

  • 電気ノイズ防止のために、アース線の接続・絶縁処理も徹底

  • すべてのケーブルに表示ラベル・確認票の記載

 

「誰が見ても、どこを触っても、安全にわかる」状態が、プロの証です。


✅ 鉄則⑤:引き渡し前の“最終試験”は一切の妥協を許さない

 

すべての据付作業が完了したあと、いよいよ試運転と最終検査に入ります。

  • 無負荷・負荷試験(荷物を載せて昇降テスト)

  • 非常停止装置・地震センサーの動作確認

  • 自動階数制御・緊急時のアナウンス動作・通信テスト

 

この段階で問題が出れば、再調整→再試験となり、合格するまで絶対に運用許可は下りません
つまり、「安心して乗ってもらえるか」を最後に保証するのが据付工の責任です。


✨まとめ:エレベーター据付工事は「信頼を積み重ねる仕事」

 

1ミリのズレも許さない。
1つの手順も省略しない。
それが、命を預かる昇降機を扱うプロの流儀です。

エレベーター据付工事とは、ただ機械を取り付ける仕事ではなく、安心・安全・快適という「見えない信頼」を積み重ねる仕事
そのために、私たちは日々、**技術と誇りを胸に現場に向き合っているのです。

次回もお楽しみに!

お問い合わせは↓をタップ